「わからない」を「わかった」にする
表面処理の疑問はメッキライブラリが解決します
ホーム / メッキライブラリ / 銅・ニッケル・クロムメッキ / 【弊社にお任せください!】亜鉛ダイカストにメッキはできる?

【弊社にお任せください!】亜鉛ダイカストにメッキはできる?

  • 公開日:
  • 更新日:

こんにちは。

群馬県高崎市にて表面処理をおこなっております、(株)三和鍍金と申します。

本記事は事業統括部の柳沢が解説いたします。

突然ですが、弊社には最近よく「亜鉛DCにクロムメッキはできますか?」とお問合せをいただくことがあります。

結論、弊社で亜鉛ダイカストにめっきをすることは可能です。

本記事では亜鉛ダイカストへのめっきについて詳しく見ていきましょう。

そもそも亜鉛ダイカストとはどういった材質なのでしょうか?

そして亜鉛ダイカストにメッキすることはできるのでしょうか?

亜鉛ってなに?

亜鉛をたっぷり含んだ牡蠣

大前提として、亜鉛とはどういった物質なのか確認してみましょう。

亜鉛とは金属の一種で、工業製品の材料となるだけでなく、我々人間の必要な栄養素のひとつとしても知られています。

ヒトのからだの中では、筋肉や骨をはじめ様々な臓器に存在し、種々の酵素のもとになっている重要な物質です。

牡蠣や肉類に多く含まれていますが、意識して摂取しないと欠乏しがちなミネラルですね。

一方で、亜鉛という金属は工業的な側面でも重要な位置を占めます。

金属の中では実は鉄、アルミ、銅に次ぐ消費量4位を誇り、鋼材に亜鉛メッキを施すことで錆から守る作用(保護皮膜作用・犠牲防食作用)があることはあまりに有名です。

亜鉛メッキの防錆性について、詳しくはこちらのコラムをご覧ください。

その他の亜鉛メッキについてのコラムも以下にまとめましたので、こちらも是非ご参照いただければと思います。

【基礎中の基礎!+α】亜鉛メッキについて

【混乱】亜鉛メッキ・クロメートの「別名」まとめ

【気になる解説】亜鉛メッキ上のカチオン塗装

亜鉛ダイカストってなに?

※画像はイメージです

亜鉛ダイカストとは、亜鉛を用いてダイカストマシンによって鋳造されたものを指します。

アルミDCなどの他のダイカスト品と比較して、きわめて高い寸法精度を誇りかつ高度の薄肉化が可能です。

鋳造する際の温度がアルミダイカストなどと比べて低いため、金型寿命が長いことも特長となっています。

他にも量産性が高いなどメリットがたくさんある亜鉛ダイカストですが、

一方で酸やアルカリに弱いことからメッキや塗装などの表面処理が必須とされることも多くございます。

次のパラグラフでは亜鉛ダイカストに対してメッキは可能なのかどうかを見ていきましょう。

鋳造についてはこちらのコラムもご参照ください。

亜鉛ダイカストにクロムメッキはできる?

まず結論としては可能です。

弊社の全自動大型ラインでは普段から銅メッキ・ニッケルメッキ・クロムメッキを扱っていますが、

鉄・銅・真鍮・ステンレスなど素材ごとに異なる処理コースをプログラムしており、

「この材質はこの槽を飛ばす(入らない)」というような調整が可能となっています。

実際に亜鉛ダイカスト用の処理コースもございますので、お気軽にお問い合わせください。

ただし、実績があまり多くないというのは正直なところで、

アルミダイカストの生産量と亜鉛ダイカストの生産量をみてみると、

令和3年の年次ではアルミダイカストが91万トン、亜鉛ダイカストが1万7千トンと

実は圧倒的にアルミダイカストの方が多く生産されています。

そういった事情もあってか亜鉛ダイカストの案件が日々ありふれてはおらず、工程的には可能ですがあまりお話をいただくことがありませんでした。

全自動大型機の為、まだまだキャパシティーに余力はございますので、量産はもちろん試作から迅速かつ丁寧に対応させていただきます。

亜鉛ダイカストのクロムメッキについて、是非お気軽にご連絡いただければと思います。

弊社のクロムメッキについて、詳しくはこちらをご参照ください。

それではまた次回!

執筆者プロフィール

柳沢 寛太
柳沢 寛太
新卒として入社後、現場での業務経験を活かし現在は営業として活動しながらコラムを執筆。塾講師・家庭教師の経歴から、「誰よりもわかりやすい解説」を志している。
また、多数の人気コラムを生み出すだけでなく、YouTubeの元編集者・現プレスリリース執筆者。コラム・YouTube・広告等のプロモーションを手掛けた本HPは流入ユーザー数前年比1,150%アップという偉業を達成した。
YouTube
SANWAMEKKI OFFICIAL YOUTUBE CHANNEL
このチャンネルでは、メッキ、塗装工程、仕組み、実験、解説動画等の
表面処理に関する知識を提供しております。是非一度ご覧になって下さい。
お見積り・お問合せ
お見積り・お問合せはこちら