群馬県高崎市の株式会社三和鍍金|電解研磨・カチオン電着塗装・クロムメッキのことなら三和鍍金にお任せください!

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【1分でわかる】焼付塗装ってなに?

こんにちは。

群馬県高崎市にて表面処理を営む三和鍍金と申します。

本コラムは事業統括部柳沢が解説いたします。

今回は非常にシンプルですが、よく誤解されがちな「焼付塗装」という処理の定義について解説したいと思います。

「焼付塗装」「粉体塗装」「電着塗装」「カチオン塗装」「溶剤塗装」「アニオン塗装」「アクリル塗装」etc…

塗装と名のつく言葉はたくさんありますが、これらは基本的にそれぞれ異なる意味をもちます。

混同してしまうと客先に迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。

「焼付塗装」の正体については弊社にも非常に多くの問い合わせをいただく内容ですので、

皆様の疑問解決に少しでもお役立ちいただければ幸いです。

「焼付塗装」とは何を指す?

図面上やお客様との会話の中で「焼付塗装」という言葉を見たり聞いたりしたことがある方は多いはず。

焼付塗装とは焼き付け乾燥を行うことによって表面を硬化させる塗装を指します。

重要なのは、焼付塗装に限らず表面処理にはいろんな言い回しがあるということです。

たとえば弊社で行っているカチオン電着塗装も「カチオン塗装」「電着塗装」「カチオン電着塗装」など、呼び方は個人個人で様々です。

エポキシ樹脂が含有されるため「エポキシ塗装」と呼んでも間違ってはいませんし、

カチオン塗装も焼き付け乾燥によって表面を硬化させるため、「焼付塗装」であるとも言えるのです。

カチオン塗装の槽の様子

では、一般的に「焼付塗装」と言えば?

一概に言えないということはお伝えしましたが、では一般的に「焼付塗装」といえばどのような塗装を指すのでしょうか。

弊社にお問い合わせいただく多くのお客様の場合は「焼付塗装」といえば弊社でも扱っている「溶剤塗装」を指すことが多いため、

ヒアリング後ほとんどを「溶剤塗装」にてご案内しています。

アクリル塗装やメラミン塗装など樹脂の名前が先についている場合も、

アクリル樹脂やメラミン樹脂を用いた「溶剤塗装」で問題ない場合が多いと言えます。

ただし、先ほども申したように「カチオン塗装も焼付塗装と言える」ため、その他の塗装の可能性が全くないわけではございません。

溶剤塗装の様子

最も重要なこと

最も重要なことは、お客様にきちんとヒアリング(確認)を行うことです。

ボトムアップの確認になってしまうため時間がかかってしまうかもしれませんが、

詳細が不明瞭なまま進めてしまうとトラブルの原因になってしまいます。

図面に「焼付塗装」という指示のみがある場合、

①樹脂の種類や膜厚など、その他指定が本当にない(見た目が変われば良い、など)

②樹脂の種類や膜厚など、図面記載がないだけで性能要件は存在している

これら2つの可能性があります。

厄介なのは②の方で、確認しないまま進めると後からどんどん必要な条件が増えて時間と労力ばかりかかってしまう可能性があります。

樹脂の種類や膜厚など詳細の確認と、そこが不明瞭な場合は目的(用途・性能要件)を最低限抑えていただく必要があります。

アクリル樹脂やエポキシ樹脂など具体的な樹脂の指定がなくとも、「焼付塗装で屋外使用、直射日光が当たる」などの条件がわかれば

「エポキシ樹脂を用いたカチオン塗装は直射日光に弱いため、アクリル樹脂を用いた溶剤塗装でご提案しよう」という運びになるわけです。

大抵の場合、塗装の種類は目的が先行して決まっているはずなので、

性能要件(以外にもコスト等諸々はありますが)を満足できるならば別の処理でも可ということが多いと言えます。

お客様のニーズを的確に満たすため、確認作業に注力することは言わずもがな重要です。

弊社塗装についてのご案内

最後に、弊社が扱っている塗装事業についてのご案内です。

弊社では、

カチオン電着塗装(黒、艶あり艶なし)

溶剤塗装

粉体塗装

を扱っています。

※カチオン塗装艶ありは社内対応、その他塗装は協力工場様と連携した対応になります。

焼付塗装やアクリル塗装など、あらゆる塗装に対応いたしますので、まずは是非一度ご相談ください。

カチオン塗装についての詳細はこちらのリンクからご覧いただけます。

溶剤焼付塗装についての詳細はこちらのリンクからご覧いただけます。

粉体塗装についての詳細はこちらのリンクからご覧いただけます。

いかがだったでしょうか。

1分ではそもそも読みきれない文量になってしまいました…

疑問点や気になったことなどございましたらお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはページ下部のお問い合わせフォームからどうぞ!

PROFILE

柳沢 寛太
柳沢 寛太
新卒として入社後、現場での業務経験を活かし現在は営業として活動しながらコラムを執筆。塾講師・家庭教師の経歴から、「誰よりもわかりやすい解説」を志している。
また、多数の人気コラムを生み出すだけでなく、実はYouTubeの編集者でもある。コラム・YouTube・広告等のプロモーションを手掛けた本HPは前年比1,150%アップという偉業を達成した。
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