SANWA Surface treatment 株式会社三和鍍金
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powder coating粉体塗装

粉体塗装の特徴

粉体塗装とは、顔料や樹脂などを粉末状にしたもの(粉体)を使った塗装を指します。環境にやさしいながらも優れた防錆力を誇るというのが一番の強みで、近年の環境規制のもとで再注目されている塗装方法になります。工業塗装においてはレシプロケータと呼ばれるロボットを用いた方法が一般的で、それによって一度に大量の製品の処理が可能となっています。また、当社では静電塗装方式を採用しており、静電気の力を使って均一な膜厚を形成させます。
当社は塗装ブース等のこまめな清掃を心がけています。従来の塗装においてゴミやブツなどの不良発現がネックになっていた外観品質に細心の注意を払い、「不良の元を断つ」取り組みを行っています。再処理を行う機会が減少するため、超短納期・低コスト対応が可能です。

※こちらの処理は協力工場様と連携対応致します

粉体塗装解説図

対応寸法

  • 自動機

    自動機
    • 処理可能サイズ

      幅:800mm×奥行:300mm×高さ:1800mm

    ※詳細につきましてはお問い合わせください。

  • 手吹き

    手吹き
    • 処理可能サイズ

      幅:2800mm×奥行:300mm×高さ:2000mm

弊社粉体塗装の強み

  • 01

    大サイズ小ロットは手吹きで、
    小サイズ大ロットは自動機

    当社は手吹き工程と自動機+手動補正工程の2ラインを保有しております。この組み合わせによってお客様の多様なニーズにお応えすることが可能です。小さく数が多いものから大きく数が少ないものまで幅広く迅速に対応することができますので、ロットやサイズにお困りの場合は、是非一度ご相談ください。
  • 02

    当社で完結
    マスキング対応が可能

    粉体塗装は通常50µmほどの膜厚になりますので、ねじ穴等をそのままにして塗装してしまうと、ねじの機能性が失われてしまいます。そういった箇所にマスキング処理をした後の製品にも粉体塗装は可能です。また、マスキング処理は社内対応もしておりますので、ご用命があればマスキング処理自体も承ります。※パテ塗り後の製品に関してはご希望に添えないことがございますので、ご相談ください。
  • 03

    良好な発色
    お客様のニーズに対応

    色指定をしていただければ、お客様のニーズに適した色を選定いたします。塗料メーカー様との取引実績も多くございますので、特定の塗料メーカー様や番号等の細かな色指定にも対応可能です。特に細かな色指定がない場合は、こちらで最適なものをご提案いたします。
    粉体塗装は特に原色に適しており、美しい発色が得られます。
  • 04

    高品質を支える
    徹底した環境整備

    塗装において外観は命ですが、従来ですとゴミやブツ、液だまりなどの不良が出やすく、再処理には時間がかかってしまうことも。しかし、当社ではブース内の清掃をこまめに行うなど環境整備を怠らず、常にクリーンな作業環境を維持しているため、高品質な塗装品を恒常的に提供可能となっております。
  • 05

    静電塗装採用で
    コストダウン×短納期

    当社では粉体塗装において自動機による静電塗装+手動補正を採用しております。静電塗装は非常に回り込みが良いので、複雑な形状にも比較的均一な塗装が可能ですし、塗料消費を抑えることでお客様のコストダウンも可能となっております。粉体塗装は生産効率が高いため、短い納期でも品質を落とすことなく納品することができます。
  • 06

    錆に強く
    環境にやさしい塗装

    元来、塗装にあたっては、顔料や樹脂を溶剤と混ぜた塗料を使う溶剤塗装が広く普及しておりましたが、近年の環境規制のもと製品用途等によっては溶剤の使用が是とされないケースも増えてきました。粉体塗装は一切の溶剤を使用しておりませんので、地球にやさしい塗装と言えます。やさしいだけでなく耐食性など十分な皮膜性能がございますので、安心してご利用ください。

発注する際の注意点

粉体塗装をご注文の際にご確認いただきたいことがございます。

  • 膜厚(通常は50~60μmほど)
  • 材質
  • ロット
  • 寸法
  • マスキングの有無
  • パテの有無
  • 使用用途(屋内か屋外か)
  • 等々。

※ネジ穴が開いている場合はマスキングが必要です(当社にてマスキングも可能)。
※パテ塗り後の製品は対応不可となります。詳細はご相談ください。
※粉体塗装の特性上、表面に多少凹凸ができます。こちらは不良ではなく仕様ですので、ご了承ください。

対応可能素地

鉄、アルミ、ステンレス

表面処理の流れ

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よくある質問

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