SANWA Surface treatment 株式会社三和鍍金
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chemical polishing化学研磨

微細な多量の部品を一度で均一に研磨

化学研磨とは製品を処理液に浸漬させ、薬品と化学反応を起こすことによって研磨する方法です。弊社ではステンレス・銅・真鍮・鉄・アルミ・チタンなどの化学研磨が対応可能です。銅の化学研磨についてはキリンス処理と呼ばれることもあります。
電解研磨と違い電気を使わないために電気分布による処理ムラがなく、複雑な形状でも均一に研磨することが可能となっています。最も需要が大きい用途はたとえばパイプ内部の研磨などで、バフ研磨や電解研磨では難しい小さい径のパイプ内部や入り組んだ構造のパイプ製品の内部など、化学研磨でしか研磨できない領域が存在しています。
処理の目的としては製品のバリ取りをはじめ、光沢UP、耐食性UP、スケール除去など様々です。化学研磨の処理は金属製のカゴにておこなうことが多いため、コスト面を加味するとカゴに大量に入れて処理が出来る小さな製品かつロットが大きいものというのが最も化学研磨に向いており、電子部品、精密部品、医療部品、厨房機器、半導体など多くの分野で採用されています。
しかし小さい部品だけではなく、先に述べたように少し大きいサイズのものでも、パイプやカゴ形状の製品など他の研磨において処理が難しい場合は化学研磨に優位性がある可能性がございます。サイズや価格等考慮いたしますので、お困りの際は是非ご相談ください。詳しくは下記コラムもご参考いただければ幸いです。

表面処理解説図

対応寸法

対応寸法
  • 槽のサイズ直径:420mm×高さ:400mm
  • 処理可能サイズ直径:300mm×高さ:300mm

※その他サイズにつきましてはお問い合わせください。

弊社の化学研磨の強み

  • 01

    研磨幅のコントロール

    化学研磨は処理液の温度と時間によって大きく処理速度が異なります。
    当社では温度管理、処理時間を調整することにより研磨幅のコントロールが可能です。
  • 化学研磨
02

手作業でのカゴ処理

当社では手作業でのカゴ処理にて行いますので細かな調整が出来ます。
微細な製品であれば一度に数百から数千の処理を同時にできます。
03

複合的な提案が可能

化学研磨は一般的に電解研磨よりも耐食性は劣りますが、当社で不動態化処理(パシベート処理)等を合わせて行うことで耐食性もカバー出来ます。
洗浄技術も持ち合わせていますのでご相談下さい。

化学研磨の特性

  • 細かい部品、パイプ内部も研磨可能

    化学研磨では電解研磨と違い、電気を使わず液浸漬のみで処理を行うので、細かい部品やパイプ内部の研磨なども可能となっております。電解研磨ではパイプ内部は電気廻りが悪く補助極を用いり内面研磨する方法が一般的ですが形状によっては不可能な場合もあります。しかし、化学研磨は電気の選択性がないので製品の形状に左右されず全体を均一に研磨することが出来ます。

  • 治具痕や治具穴を気にしない

    電気を使用する表面処理は必ずと言っていいほど治具痕と呼ばれる治具の接点が残ってしまいます。又、引っ掛け時に吊りバランスを気にしたり、引っ掛け穴が空いていないと処理が難しいものもあります。化学研磨はそんなことも気にせず処理が出来る為、クリーンな研磨が可能となっております。

対応可能素地

ステンレス、銅、真鍮 その他についてはご相談ください。

表面処理の流れ

表面処理の流れ

表面処理対応事例

  • ただいま準備中です。

よくある質問

  • ただいま準備中です。

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