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pickling酸洗処理

各種表面処理の前処理、仕上げにも

酸洗処理とは酸系溶液に金属を浸漬することで金属表面に付着している酸化物、異物、錆び等を除去、洗浄する処理の事です。主に硫酸や塩酸を使用しています。
酸洗処理は当社で行っているめっき、塗装、電解研磨の前処理として処理することが多く、それぞれにメリットをもたらします。金属製品を加工する際には酸化スケール、溶接焦げ、錆び等の不純物がつきものです。
そういった不純物は表面処理全般に対して不具合(密着不良、外観不良)のリスクとなります。よって前処理にて綺麗に取り除けるかが重要になってきます。表面状態を適度に荒らすことで密着力を高める効果もあります。
当社では、材質や目的に合った酸洗処理を複合的に提案できますのでご相談ください。

表面処理解説図

対応寸法

対応寸法
  • 槽のサイズ幅:1100mm×奥行:900mm×高さ:450mm
  • 処理可能サイズ幅:1000mm×奥行:700mm×高さ:300mm

※その他サイズにつきましてはお問い合わせください。

当社の酸洗い処理の強み

01

材質や大きさによって
適した処理が可能

酸洗処理も材質によって適した処理時間や溶液の選定があります。
当社はめっきや塗装も社内で数多く処理を行っています。各種材質を取り扱っている為、それぞれに適した処理方法が出来ます。形状が複雑な製品やある程度の大きさの製品も対応可能となっております。
02

酸洗後の
急激な腐食防ぐ

金属製品を酸系溶液に浸漬し水洗後、そのままの状態だと急速に腐食(錆び)が発生します。
当社は中和処理、ショットブラスト等で急激な腐食から表面状態を守ることが出来ます。
又、その後すぐに各種表面処理が対応出来る為、腐食の進行を最小限に留める事が出来ます。
  • 処理前
  • 処理後
03

全自動ラインでは
取り切れない箇所も対応可能

当社のめっき、電解研磨全自動ラインでは、ライン工程内で酸電解処理等の前処理槽も保有しておりますが製品によっては電気が上手く行き届かない箇所、頑固な溶接痕等は落ち切らない事があります。そういった箇所も別工程で柔軟に対応が可能です。部分的な処理、酸洗単体での処理も受け付けております。
  • 処理前
  • 処理後

酸洗いの特徴

  • 下準備をしっかりとすることで仕上げ状態に差が

    表面処理の前に下準備(酸洗)をすることで完成品に差がつきます。下準備を怠ったせいでメッキ仕上がりが悪かったりすることもあります。酸洗には異物を除去、洗浄、表面を粗くする等の目的があります。当社に持ち込まれる際の製品の状態が様々で、ロットや溶接の個体差によっても違いがあることがあります。そういったところを統一する意味合いでも酸洗処理は非常に重宝されます。

  • しっかりとした安全対策

    酸洗処理は塩酸、硫酸、硝フッ酸等の危険な酸系薬品を使用して行います。
    使用時には取り扱いに特に注意し作業を行う必要があります。処理の際にガスが発生したりと十分な設備環境のもと行う事も大切です。

  • 入れすぎ注意

    酸洗処理は強酸を用いて処理を行うので、浸漬時間に注意が必要です。長く浸漬してしてしまうと素地を痛めてしまいます。材質によっては溶けてしまったりすることもありますので安易に行ってしまうと取り返しのつかないことになってしまいます。

対応可能素地

鉄、銅、真鍮、ステンレス

※その他についてはお気軽に相談下さい。

処理の流れ

処理の流れ

表面処理対応事例

よくある質問

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