溶剤塗装の特徴
溶剤塗装とは最も一般的な塗装方法のひとつです。有機溶剤に塗料や樹脂を含有させ、スプレー・ハケ・ローラー等で被塗物に塗装処理を行います。カラースプレーやペンキ、また誰もが使用経験のある絵具なども溶剤塗装の一種と言えます。工業塗装において一般的なのはレシプロケータと呼ばれるロボットを使用した方法で、大ロットを短時間で均一な品質を以って生産することができます。また、当社は静電溶剤塗装ですので、静電気の力を借りて塗膜を均一に付着させます。
当社では特に塗装においてネックになりがちな外観品質面に注力。塗装ブースの清掃をこまめにすることによってゴミやブツ、液だまりに細心の注意を払い、不良品の流出を防いでおります。また、外観色はもちろん、膜厚についても最大限お応えいたします。
※こちらの処理は協力工場様と連携対応致します
対応寸法
自動機
- 処理可能サイズ
幅:1000mm×奥行:1000mm×高さ:1000mm
※詳細につきましてはお問い合わせください。
- 処理可能サイズ
手吹き
- 処理可能サイズ
幅:2800mm×奥行:300mm×高さ:2000mm
- 処理可能サイズ
弊社溶剤塗装の強み
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大サイズはもちろん、
小サイズ大ロットにも対応可能一般的な溶剤塗装ですと大型の製品しか扱えない場合も多くございますが、当社ではいわゆる小物につきましても得意中の得意です。自動機によって一度に多くのワークを処理することが可能ですので、同時に短納期も実現可能です。納期でお困りの場合は、お気軽にご相談ください。 -
パテ塗りや
マスキング対応が可能「研磨のやり過ぎで製品がへこんでしまった」「この部分は塗装してほしくない」このようなニーズにお応えするためにはパテ塗りやマスキング処理が必要になりますが、パテ塗りやマスキング処理後の製品にも溶剤塗装は可能です。さらに、自社内でパテ塗り・マスキング処理も可能ですので、お客様の負担をさらに軽減することが可能となっております。ご用命の際は、その旨をお伝えください。 -
徹底された清掃で
高品質を常に維持塗装において外観は命ですが、従来ですとゴミやブツ、液だまりなどの不良が出やすく、再処理には時間がかかってしまうことも。しかし、当社ではブース内の清掃を頻繁に行ったり天井・壁等に付着した塗料を定期的にきちんと除去したりすることで、クリーンな作業環境を保持しています。企業努力にて確立した高品質な塗装を、自信をもってお客様にご提供いたします。 -
静電塗装採用で
コストダウン×高品質当社では溶剤塗装において自動機による静電塗装+手動補正を採用しております。静電塗装は非常に回り込みが良いので、複雑な形状にも比較的均一な塗装が可能ですし、塗料消費を抑えることも可能です。それに伴い、お客様のコストダウンが可能となります。また、手動補正は色ムラの関係で高い技術が必要になりますが、長年の経験と技術によって美しい仕上がりにすることが可能となっております。 -
あらゆる下地処理後の
塗装に対応可能素材としては鉄・アルミ・ステンレスなどに対応可能となりますが、下地としてはあらゆるものに対応が可能となります。カチオン電着塗装や各種クロメートはもちろん、酸洗材等にも塗装可能です。当社保有のノウハウを活かし下地によってプライマー(塗装の下地になる塗料)を変更するなど、細かなニーズにもきちんと対応致します。 -
外観色のオーダーにも
的確に対応溶剤塗装は色替えが容易です。したがって、色指定をしていただければ、お客様のニーズに適した色を選定いたします。塗料メーカー様との取引実績も多数ございますので、特定の塗料メーカー様や番号等の細かな色指定にも対応可能です。特に細かな色指定がない場合は、こちらで最適なものをご提案いたします。色見本をいただければ、マイナーな色にも対応することができます。
発注する際の注意点
溶剤塗装をご注文の際にご確認いただきたいことがございます。
- 膜厚(通常は15~20µmほど)
- 材質
- ロット
- 寸法
- マスキングの有無
- パテの有無
- 使用用途(屋内か屋外か)
- 等々。
対応可能素地
鉄、アルミ、ステンレス
表面処理の流れ
よくある質問
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