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【10分でわかる】ニッケルの特徴

皆さん、こんにちは。

群馬県高崎市で多種表面処理に対応しております株式会社三和鍍金の古島です。

「ニッケル」

名前を聞いたことはあるが、詳しくは知らないという方が多いのではないでしょうか。

私も学生の時に元素の勉強はしましたが、ニッケルのことはほとんど覚えていません。

しかしながら、ニッケルの工業的な価値は高く、昨今の世の中を支えている縁の下の力持ちのような元素なのです。

そこで、そもそもニッケルとは何なのか。

その特性についてご紹介させていただきます。

ニッケル

原子記号:Ni  原子番号:28

錆に強い金属

ニッケルは錆びに強い金属と言われています。

金属としては鉄(Fe)・コバルト(Co)に並び鉄族元素に含まれますが、鉄のように赤錆が出てボロボロに腐食するようなことはございません。

それは、ニッケルの表面にある不動態化皮膜によって錆を防いでいるからです。

錆びている10円玉はよく見かけますが、ニッケルが含まれている50円玉の錆があるものをあまり見たことがないのはその耐食性が所以です。

※不動態化皮膜に関してはこちらの記事をご覧ください。

高い電気伝導性

ニッケルは高い電気伝導性を有しております。

製品の表面にニッケルメッキ等の処理を施すことにより、電気伝導性の高さを活かした導電材として使用されることがあります。

また、電気伝導性が高ければ、それだけ電気抵抗が少なくなるため、電気を使用したメッキを

行いやすいということになります。

そのため、ニッケルはメッキに向いており、ニッケルメッキという分野が確立されているわけです。

弊社でもニッケルメッキを行っておりますので、是非一度ご相談ください。

ニッケルメッキにつきましては下記YouTubeで分かりやすく解説しておりますので、ご覧ください。

ニッケル合金

ニッケル合金とはニッケル成分比が50%をこえるものを一般的にニッケル合金(ニッケル基合金)といいます

ニッケルはそのまま使用されることはほとんどなく、ニッケル合金として使用されることが大半を占めています。

それは、合金となることにより、さらに機能的に進化するからです。

ニッケル合金と言われて真っ先に思いつくのは、ステンレス(正式名称:ステンレス鋼)ではないでしょうか。

ステンレスはニッケルと鉄、クロムの合金です。

ニッケルは合金としてステンレスになれば、更に優れた耐食性をはじめ、耐熱性、加工性を持ちます。

それにより、食品関係や医療関係などステンレスは幅広い分野で使用されています。

ちなみに、ステンレスはニッケルクロム鉄合金で生産され、ニッケルの約6割がステンレスの製造に使われます。

ニッケル合金について更に詳しく見ていきましょう。

ニッケル合金には他にも以下のようなものがあります。

ニッケル合金

ニッケル銅合金は銅を含むことにより、大気に対してはもちろんのこと海水に対しても高い耐食性を持ちます。

また、ニッケル銅合金の一つである白銅は銀の代替品として使われます。

先述致しました五十円玉や百円玉などの硬貨や管楽器としても使用されます。

ニッケルクロム合金

ニッケルクロム合金の一番の特徴は耐熱性と耐酸性を持ち合わせていることです。

その耐熱性を活かし電熱線として使用されます。

また加工性を活かし、歯科治療の現場で加工しやすく安価な為使われておりました。

現在はアレルギー反応やガンなどの症状を引き起こす可能性があるため、主に銀合金が使われております。

ニッケル合金

ニッケル鉄合金は磁気性に優れています

そのため、電磁波シールドや時計部品に使用されます。

そのほか、低膨張剤として電子部品関連の分野で使われることもあります。

用途

これまで様々な用途を先述致しましたが、ニッケルの用途はこれに留まりません。

身近なものでいいますと、自動車やスマートフォン、フォークやナイフ等のカラトリー、調理器具や医療機器、建築物など私たちの生活には「ニッケル」が欠かせないのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はニッケルの特性についてご紹介させていただきました。

このコラムを読む前と読んでいただいた後のニッケルへの印象は大きく変わり、

「ニッケル」の偉大さに気づいていただけたかと思います。

余談ではありますが、アメリカでは「ニッケル」というとニッケルの使われている5セントを意味する場合があるそうです。

弊社ではニッケルを使用した表面処理である、ニッケルメッキや無電解ニッケル等を扱っておりますので、お悩み事などございましたら下記URLまでご相談いただけますと幸いです。

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PROFILE

古島 義樹
古島 義樹
ソフトウェア開発会社にプログラマーとして在籍後、株式会社三和鍍金に入社。現場で経験を積み、現在は営業職に従事している。

表面処理については継続的に勉強中であり、0から学びたい方や調べてみたけどよくわからない方に寄り添った内容を心がけている。

ユーザーの要望や需要に沿ったソフトウェアの開発経験を活かし、メッキライブラリにおいてもユーザーニーズを満たす記事を目指す。
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