群馬県高崎市の株式会社三和鍍金|電解研磨・カチオン電着塗装・クロムメッキのことなら三和鍍金にお任せください!

columnメッキライブラリ

2017.09.14

めっきには引っ掛け方式とバレル方式がある

※2021/9/7に加筆修正いたしました。

※2020/10/12に更新いたしました。

事業統括部の柳沢です。

今回はメッキの引っ掛け方式とバレル方式についてまとめました。

弊社で行っているのは引っ掛け方式ですが、バレル方式でメッキ加工を行っている表面処理業者も数多くいます。

それぞれのメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

また、実際の引っ掛け作業の様子などがわかる動画をYouTubeにて公開中ですので

こちらも是非ご覧になってみてください。

引っ掛け方式の特徴とメリット・デメリット

治具(ラック、タコなど様々な呼び名があります)に製品を引っ掛けることでメッキ処理を行います。

したがって、基本的に治具の爪を引っ掛ける穴が必要になります。

どうしても治具穴を開けられない場合は、爪に挟むなど様々な方法によってテンションをかけ、固定することができますが、

不安定になる可能性もあります。

メリットとしては、それぞれの製品に適合した治具を作ってしまえば、製品のサイズや処理したいメッキの種類、製品の形などに、

ある程度はとらわれることなく処理可能なことが挙げられます。

ただ、裏を返せば、これはデメリットとも言えます。

各製品に適合した治具の考案・製作には費用も時間もかかりますし、電気のかかり具合(強電部、弱電部)を計算して

掛け数や掛け方を考えなくてはなりません。

また、コスト面に関するところですと、この治具にかかる製品の数によって単価が変動してきます。

詳しくはこちらの記事もご参照ください。

バレル方式の特徴とメリット・デメリット

対してバレル方式というのは、小さな穴の開いている樹脂の樽(バレル)に製品を入れ、その樽をメッキ液に浸漬させ、

回転させることで中の製品にメッキ処理をする方法です。

バレル方式

ドラムメッキやガラメッキ、回転メッキとも呼ばれます。

メリットとして、バレル式では一度に大量の製品(ただし、チップ部品やネジなどの小物品に限る)をメッキ処理することができます。

しかし、一度に多量の製品を処理するが故に、樽の中で製品同士が常にぶつかることによって

製品の変形や打痕なども起きやすいと言われています。

さらに、例えば板状の製品など、くっついて重なってしまうような製品には注意しなければなりません。

重なっている部分にはメッキがのらないからです。

これらがバレル方式のデメリットと言えます。

これらをまとめると、以下のようになります。

引っ掛け方式とバレル方式の違い

弊社ではお客様のニーズに合わせてメッキ方式を選定し、ご提案いたします。

どちらも一長一短ですので、どの部分に焦点を当てて考えるかによって適切なメッキ処理方法は変わってきます。

どちらがいいかよくわからない…というお客様は是非一度ご相談くださいませ。

PROFILE

柳沢 寛太
柳沢 寛太
新卒として入社後、現場での業務経験を活かし現在は営業として活動しながらコラムを執筆。塾講師・家庭教師の経歴から、「誰よりもわかりやすい解説」を志している。
また、多数の人気コラムを生み出すだけでなく、YouTubeの元編集者・現プレスリリース執筆者。コラム・YouTube・広告等のプロモーションを手掛けた本HPは流入ユーザー数前年比1,150%アップという偉業を達成した。
三和鍍金Youtubeチャンネル
表面処理についてのお問い合わせ