2017.10.02
クラック
クラックとは、ひび割れ、裂け目のことであり、クロムめっき等であえて細かなクラックを発生させ耐食性を上げることもあります。これは、ニッケルの露出面積を増大させ、腐食電流を分散させることによって耐食性を更に上げています。仕上がり状態としてクラックのないめっきは最初は良好な耐食性を示すが、実環境で使用した時に大きなクラックが発生してしまえば大きな腐食電流が流れてしまう為、結果として耐食性が良くないこともある。
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- 金属表面処理の様々な疑問・基礎知識や、創業から70年以上培ってきたノウハウについて「誰にでもわかりやすく」をモットーに執筆しています。
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