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【詳しく分かりやすく】合金メッキとは?

群馬県高崎市にある(株)三和鍍金、事業統括部の柳沢です。

今回は過去にコラム記事にしていますが、改めまして「合金メッキ」についてまとめてみました。

メッキにはいくつもの種類があり、分類も様々です。

電気を使うのか否か、単層なのか多層なのか、単一金属なのか合金なのか。

それぞれに異なる特徴があり、用途によって使い分けられています。

メッキの分類

今回ご説明するのは、単一金属と合金のお話です。

気になっている方の多いトピックかと思います。

本稿にて皆様の「?」が「!」になれば幸いです。

合金とは?

合金とは、その名の通り、複数の金属(または金属と非金属)が「合」わさった「金」属のことを指します。

合金の種類はたくさんありますが、比較的身近なものだと白銅(100円・50円硬貨に使用)、青銅(古代装飾品、像など)、真鍮、ステンレス、

ダイキャスト(ダイカストとも言う)、はんだ(はんだごての「はんだ」。接合材)などが挙げられます。

100円玉

合金は、ある金属に別の金属あるいは非金属を混ぜてできるものであるため、混ぜるものの質量・割合や特性に左右され性能が決まります。

たとえばステンレスでいうと、定義としては「炭素が1.2%以下でクロムが10.5%以上の合金鋼」とされていますが、ステンレス鋼の中で最もポピュラーなSUS304は18クロムステンレスとも呼ばれ、その名の通りクロムを18%以上含んでいるステンレス鋼になります。

クロム以外にもニッケルが8%ほど入っており、どちらも化学的安定性の高い(錆びにくい)金属になりますので、

その合金であるステンレス鋼も錆びにくい金属になるというわけです。

合金メッキとは?

単一金属のメッキとしては例えば弊社で行っているニッケルメッキやクロムメッキなどが該当します。

外層部分がニッケルだけであったりクロムだけであったり、いずれにせよ一種類だけの金属で外層がメッキされたものを指します。

対してメッキの外層部分が単一金属ではなく、合金であるメッキのことを「合金メッキ」と言います。

先ほども述べた通り、合金は混ぜ合わせるものによって特性が様々ですので、それに伴って合金メッキは非常に幅広い用途で使用されています。

ちなみに複合メッキと呼ばれるものも存在しますが、こちらと合金メッキの違いについては、また別の記事にてまとめたいと思います。

以下、合金メッキの一部をご紹介します。

「銅・亜鉛」合金メッキ

真鍮(黄銅)メッキとも呼ばれます。

色や光沢は金によく似ていますが、金メッキと比較すると非常に低コストなので、トロフィーやメダルなどに多く採用されています。

金(真鍮メッキ)メダル

「スズ・ニッケル・銅」合金メッキ

耐食性に優れ、色はいわゆる「ガンメタ」と呼ばれる黒鉄色で光沢があります。

自動車用のグリルや建材金具、眼鏡などに多く採用されています。

(以下のイメージ画像の眼鏡には使われていないように見えますが)

眼鏡

このように3つの金属から成る合金も存在します。

「スズ・鉛」合金メッキ

はんだメッキとも言われます。

電子部品などのウィスカ防止やはんだ付け性の改善などを目的として用いられてきましたが、RoHS規制の影響で衰退の傾向にあります。

現在は「スズ・銅」合金メッキや「スズ・銀」合金メッキ、「スズ・ビスマス」合金メッキなどの鉛を使わないはんだメッキが広く採用されつつあります。

はんだ

これらをまとめると以下の通りです。

合金とは?まとめ
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