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【合金】はんだめっきとは?【三和鍍金】

こんにちは。

群馬県高崎市にて表面処理をおこなっております、(株)三和鍍金と申します。

本コラムは事業統括部の柳沢が解説いたします。

さて、皆さん『はんだめっき』って聞いたことがありますか?

業界によってはあまり馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。

小学生や中学生の頃、「はんだごて」を使ってはんだ付けをおこなったことがある方は多いと思いますが、

その「はんだ」と意味は同じです。

『はんだめっき』とは一体どんなめっきなのでしょうか?

そもそも「はんだ」ってなに?

はんだとは題にある通り合金の一種、すなわち金属の一種です。

鉛とスズを主成分とした合金で、電子部品の接合や金属同士の接合に用いられます。

私たちが普段使っている様々な電子機器(スマートフォンやPC、タブレットなど)の部品にもはんだという合金が使われています。

車なんかにも採用されていますね。

また、はんだをこてなどを使って溶かし、金属同士を接合させる技術をはんだ付けと呼称しています。

プチ蛇足ですが、「はんだ」という名前の由来は諸説あり、

はんだに必要な錫の大規模産地である盤陀島(バンダ島、マレーシアにある)が語源という説や、

鉛と錫の混合比がおよそ半々であることから、「半々だ」がなまって「半田」になった説などがあります。

はんだ付けと溶接は何が違う?

はんだを溶かして金属同士を接合させると聞くと、

「それって溶接と同じじゃないの?」

と思う方もいらっしゃるかと思います。

溶接はくっつけたい金属それぞれを溶かし、それが冷えることで固まるというものです。

金属を溶かす必要があるため、溶接方法にもよりますが必要な温度はおよそ3000~4000℃にのぼります。

対してはんだ付けは、実ははんだと接合したい金属間で合金層を生成して接着するという技術なのです。

また、溶かすのははんだのみなので、必要な温度はおよそ200~250℃ほどで済みます。

母材を溶かすことなく接合でき、再加熱での修正も容易です。

はんだめっきってなに?

そんな「はんだ」という言葉が入った「はんだめっき」とは一体なんなのでしょうか?

答えはそのまま、はんだの水溶液に製品を沈め通電することで、製品表面にはんだから成るめっき皮膜を生成させるというものです。

元々、はんだ付けに対して私はあまり知見がなかったので、

「え、はんだのめっき皮膜をつけてどんな意味があるんだ・・・?」

と疑問に思いました。

調べてみると、はんだめっきをおこなう大きなメリットは「はんだ付け性のUP」ということでしたが、そこには予備はんだという重要な技術が存在していたのです。

はんだめっきのメリット

はんだめっきの大きなメリットは先述したように「はんだ付け性のUP」です。

これは後におこなうはんだ付けが接合しやすくすることを目的としているという意味です。

はんだ付けを素早くおこない作業性があがれば、それだけ生産性にも大きな効果が出ますので

できるだけはんだ付けの作業時間を短くしたいというわけですね。

その目的では予備はんだと呼ばれる作業は非常に重要で、

はんだ付けをする前に部品に事前に薄くはんだを載せておくことではんだ付けの効率があがるというものです。

そうです、実ははんだが既に載っているもののはんだ付け性は非常に良いのです。

だから事前にはんだをつけておくことが大切なのですね。

これをめっきとしておこなうのが『はんだめっき』になります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

はんだめっきは予備はんだとしての役割が主で、作業性・生産性の向上につながる非常に有用なめっきです。

弊社でも取り扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

その他様々な表面処理のご用意もございますので、よろしければ下記もご参照ください。

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また、下記YouTubeでもめっきの情報を日々発信しています。

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是非ご覧になってみてください。

それではまた次回!

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PROFILE

柳沢 寛太
柳沢 寛太
新卒として入社後、現場での業務経験を活かし現在は営業として活動しながらコラムを執筆。塾講師・家庭教師の経歴から、「誰よりもわかりやすい解説」を志している。
また、多数の人気コラムを生み出すだけでなく、YouTubeの元編集者・現プレスリリース執筆者。コラム・YouTube・広告等のプロモーションを手掛けた本HPは流入ユーザー数前年比1,150%アップという偉業を達成した。
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