2017/10/02
ジンケート処理
- 公開日:
- 更新日:
ジンケート処理とは亜鉛置換のことで主にアルミニウム上へのめっきに行われます。ジンケート処理をしないでめっきを行うと密着不良になります。アルミニウムは空気中や水の酸素で酸化被膜を形成しやすく、これがめっきの密着を阻害します。そこで酸化被膜を形成させないようにジンケート処理を行います。ジンケート浴に浸漬し、表面のアルミニウムを溶解します。その電子により亜鉛を還元し酸化膜が形成されませんのでジンケート処理が必要になってきますがジンケート処理に限らず他の表面処理でも下地処理が可能です。
執筆者プロフィール
- 金属表面処理の様々な疑問・基礎知識や、創業から70年以上培ってきたノウハウについて「誰にでもわかりやすく」をモットーに執筆しています。
最新の投稿
- 2024.6.6基礎知識ステンレスの溶接焼けを除去する方法5選
- 2024.3.25環境・SDGsレアメタルとは|レアアースとの違いや使用用途を解説!
- 2024.3.25環境・SDGsスマホに眠るレアメタルとは|日本の都市鉱山の可能性を紹介!
- 2024.3.25環境・SDGsサステナブル素材とは|環境と社会に対するポジティブな存在