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columnメッキライブラリ

2017.11.23

塩水噴霧試験

塩水噴霧試験とはメッキの耐食性を評価する為によくつかわれる試験です。食塩水を試験装置内に噴霧して、試験片を腐食させる試験で、錆びが発生するまでの時間を評価します。日常の使用条件よりも劣悪な環境下で試験を行うことによりメッキや塗装の耐食性の善悪を判断できます。

中性塩水噴霧試験、酢酸酸性塩水噴霧試験、CASS試験の3種類があります。

CASS試験では腐食を進行させやすくする為に腐食液に酸化剤として塩化第二銅を添加し、試験室の温度も上げ、より腐食しやすい環境下で試験をする試験方法になります。

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